水兵服を脱がさないで ― 2009/06/07 15:50

おかしい。
なぜ、こんなことになっているんだろう‥‥‥。
確か「LOVE LOVE LOVE」がうまく歌えなくて、何か簡単に歌える曲がないか探してたんだよな。それで「セーラー服を脱がさないで」を見つけたんだ。「LOVE LOVE LOVE」で1日つぶれたから簡単に済ませようと思って2,3回歌って‥‥‥
それがなんでこんな凝った仕上がりになってんだ!
なんか低音でにゃんにゃん言ってるし!
やれやれ。凝り性って本当におそろしいなぁ。
投稿を済ませてひと息ついて、新着リストを見たら直前に*NAO*さんの作品がありました。すごく落ち着きません
以下、いただいたコメントへのお返事です。いつもありがとうございます。あとからいただいたコメントもどんどん追加させていただきますよ。
0:02 いよっ、おNYANKOさん!
- うはは。屋号で呼ばれた歌舞伎役者の気分です。私だったら‥‥‥猫屋とか?
- おさえてもにじみ出るエロス‥‥‥ああっ通報しないでっ〃
- 「いいにゃんにゃん」認定ありがとうございます! より良いにゃんにゃんを目指します!
そしてにゃんにゃん合唱隊の皆さまもありがとうございます。いやぁ皆さんノリいいなぁ。私のコーラスいらなかったかもしんない。あはは。
0:23 にゃーにゃーにゃー
0:57 にゃんにゃんにゃーにゃにゃーにゃん♪
0:59 にゃーにゃーにゃー
1:02 にゃんにゃにゃにゃー♪
1:02 にゃん♪にゃん♪
1:06 にゃんにゃん!
1:07 にゃんにゃんにゃーにゃにゃーにゃん♪
1:10 やらないか
1:12 にゃんにゃんー♪
1:18 ニャーニャー
- 実はあの部分、最初は1オクターブ上だったんですど、下の方が面白かったので下げました。いかがでした?
あーそだ。こゆ時、お互いの吹き出しが自動的に重ならないようになってればいろいろコメントで遊べていいのになーと常々思ってます。キャラオケの古い紹介映像見るとそうなってるので構想はあったみたいですけど‥‥‥求む改善!
‥‥‥あれ? なんだか今、違う声がまぎれてませんでした?
え? あー、いやその、ワタクシあいにくそおゆーシュミはちょっと‥‥‥いやホントに、ちょっ、まっ アッ―――
音割れ退散 ― 2009/06/09 23:28
イヤですよね。音割れ。バリバリってなっちゃったりガサガサってなっちゃったり。今日はあの音割れの原因と対策について、私のわかる範囲でご説明します。いやホント、私は単に聞いた音を再現して歌ってるだけなので、音楽理論とか音響機材とかには とんと疎いのです。そこのところはご了承ください。
さてさて、言い訳も済んだので早速本題。音割れの原因は‥‥‥えー、今回は歌う人間がなんとかできる原因についてお話しします。
音割れの基本はですね、「与えられた入力が機材の許容範囲を超えちゃった状態」なんです。
音ってほら、波でしょ? 空気の振動が時間の経過でどう変化するかでいろんな聞こえ方をするワケです。
ところが機材にはそれぞれ受け入れられる振動の限界が決まっています。声を波形に変換したグラフ、見たことありませんか? あれって横方向が時間で上下が音の強さを示すんですけど、あの上下には天井と床があるんです。もしそれより大きく振動しようとすると天井と床に当たって、正しい波を描くことができなくなります。
録音てのは、この波の形を保存しておくことなので、波の形が正しく保存できないと録音された音もおかしくなってしまうとゆうワケなのです。これが音割れです。
じゃあ、機材の許容範囲を超えた入力って、何でしょう?
まずひとつは、当然ながら「大きすぎる音」です。気合いをいれてガーンと声を張り上げたところでバリバリってなっちゃうのは大抵これです。
じゃあどうすりゃいいの?とゆうと、私たちが簡単にできるのは次の2つ。
- 1.入力レベルを落とす
- マイクに入った空気の振動は電気信号として機材に伝わり、機材の中で増幅されます。増幅したところで振り切れちゃってる場合はあんまり増幅しないようにしてやればいいワケです。つまりそれが「入力レベルを落とす」とゆうコト。
でも、あんまり控えめにするととせっかくの細かな声の変化が失われちゃうのでご注意。振り切れる少し前まで入力レベルを上げるのがベストです。自分が一番大きな声を出すところを歌いながら音が割れないように調節してください。調整方法は別記事「マイクの音量を調節したい」を参考にしてください。
なお、適正な入力レベルだとキャラオケで声が大きすぎる、とゆう場合は、キャラオケの録音前にやるマイクの調整で音量を下げてください。 - 2.マイクから離れる
- おいふざけんな!とお思いかもしれませんが、これも有効なんです。声の大きいトコと小さいトコの差が激しい歌の場合、単純に声の大きいトコにあわせて入力レベルを下げると、今度は声の小さいトコが聞こえなくなっちゃうでしょ? それを防ぐため、入力レベルはそのままに、歌の途中で声の大きさによってマイクとの距離を変えるんです。
プロの歌手で、大きな声を出すところでぐいーんとマイクを離してる人、いますよね。あれってちゃんと意味があるのです。まぁ、ただのカッコつけな人もいるようですが‥‥‥。
このような、波形が振り切れちゃった状態を「クリッピング」と呼ぶそうです。電気的に許容範囲を超えた状態がクリッピングであるのに対し、ある意味物理的なのが‥‥‥
‥‥‥ずいぶん長いな;
すみません。調子に乗っちゃいました。長くなったので今回はここまでにさせてください。次回は「ブレスノイズ」「ポップノイズ」とよばれているタイプの音割れのお話です。息が当たってガサガサってなっちゃうアレです。
音割れ退散(その2) ― 2009/06/10 22:21
今日ご説明する音割れの原因は「風」です。
声を出すと空気が振動します。空気が振動するとマイクの中の部品が振動します。その振動を電気信号に変換します。これがマイクの動作原理。
空気の振動だけで細かく動くような部品ですから、直接風が当たればものすごく動いちゃうワケで‥‥‥これすなわち、昨日の「音が大きすぎて波形が振り切れた状態」と同じなのです。
特に「T」「S」などで始まる声は、声を出す前に息が勢いよく出てしまいがちです。これがマイクの中身を大きく動かしてしまうと、「ポップノイズ」「吹かれ」と呼ばれる音割れを発生させてしまいます。
では、ポップノイズを発生させない方法は、と言いますと‥‥‥ある程度は入力レベルの調整で軽減できますが、基本的な回避方法は「息を当てないこと」なのです。
発声のしっかりした人はムダな息を出さないのでポップノイズが発生しません。ロウソクの火を揺らさずに歌ってる映像、見たことないですか? あれはムダな息が出ていないからできる芸当なのです。いや、芸じゃないんですが‥‥‥;
とは言え、歌のジャンルによっては息も表現要素だったりしますし(それでもうまい人はコントロールするんですけどね;)そもそも私たちがそんなプロの技を一朝一夕で習得できるワケがありません。では、私たちでもできる簡単なポップノイズ回避方法はと言いますと‥‥‥
- 1.マイクに近づきすぎない
- マイクに近づけば小さい声でもしっかり拾ってくれるので ついついマイクにべったりになっちゃいますが、マイクの種類ごとに適正な距離があります。ポップノイズが出なくても、どのくらい離れているとどのように録音されるのか、いろいろと試してみてください。
あ、でもマイクを口の正面に持ってこないってのは自分の声をそのままの音質で録音できなくなっちゃうのでペケです。
- 2.口とマイクの間に風よけをつける
- ハンドマイクとかヘッドセットのマイクにスポンジの帽子がかぶさってること、ありますよね。あれ、ポップノイズよけの効果があるんです。あと、スタジオの写真でマイクの前に黒くて丸い網がついてるの、見たことありませんか? キャラオケの録音画面にもありますよね? あの丸いのは「ポップガード」(amazonで検索してみたら「ポップブロッカー」て名前でした)と言って、これまたポップノイズよけです。
手ごろなもので代用するもよし、気合い入れて買うもよし。マイクに合った自分用ポップガードを試してみてください。
2日に分けてお届けした音割れのお話。いかがでした? 余分なトコが多くてすみません; まぁ対策の部分は間違ってない‥‥‥と思うので、お役には立てるんじゃないかと思います。それでは今回はこれにて~。
amazonで「ポップブロッカー」を検索した結果
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